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住宅ローン破産とは?そうならないための準備
「おうちの買い方相談室」定期掲載コラムの第1回目は…『住宅ローン破産』についてお話しをします。
一戸建てやマンション、中古住宅やリフォーム・リノベーション。今では、住宅購入に対する選択肢も多様化してきましたが、共通して思い浮かぶ言葉は、今も昔も『夢のマイホーム』ではないでしょうか。
私たち「おうちの買い方相談室」では、家族の想い出を詰める”宝箱”と形容しています。
住宅を購入する際に思い描く、家族との過ごし方…カウンターキッチンで子供の様子を見ながら料理をしたり、リビングを駆け回る我が子の姿を撮影したり、柱や壁に毎年の誕生日に”身長の線”を引いたり、時には大ゲンカしたりと、これから始まる新生活に想いを馳せ、多くの方が利用される30年以上に渡る住宅ローンを組んでも、手に入れたい、手に入れた良かった。と目じりを下げられる事でしょう。
しかし、残念な事に極めて少ないご家族様が、毎年”宝箱”を手放さざるを得ない状況に陥る事実があります。
土地や間取り、駅からの距離や子育ての環境。様々な条件を考え、住宅営業マンと相談し、銀行に代表される金融機関の審査もクリアしたのに。。。
原因として、間取りや土地条件にはこだわる一方で、皆さん自身の家族の生涯計画=ライフプランニングにそれほどこだわらなかった事が、一因として考えられます。
金融機関は、手取り額ではなく「税込み年収」で「貸せる金額」を皆さんの前に算出してくれますが、あくまでも借りられる金額であり「返せる金額」ではありません。また、それが金融機関の査定であり、仕事でもあるので、その点は情報として認識しておかなければいけません。
借りられる金額の上限まで、住宅ローンを組んでしまい、少しの就業環境や世間情勢の変化で、あっという間に返済の負担が重くのしかかる事は、往々にしてある事です。
「住宅ローン破産」とは、宝箱を手放した事だけではすみません。手放して、現金にして住宅ローンの残金を支払った上で、更に住宅ローンの残債=負債が残ってしまう事です。
つまりは、手放したお金+更にお金を準備して住宅ローンを払い終えなくてはいけない状態の事です。
北海道から沖縄まで、全国60店舗以上に展開している「おうちの買い方相談室」では”想い出を詰める宝箱”として、最適な住宅購入額と住宅ローンをご案内する為に「住宅購入専門のファイナンシャルプランナー」が皆さんのご来店をお待ちしています。