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住宅購入相談 窓口はたくさんあるけれど、どこに相談するのがベスト? 住宅購入する前に!知っておきたい相談窓口
家づくり失敗経験なら豊富!6 児ママライター明日香です。
そろそろおうちを建てたい!と思った時、まずは相談をしたいけれど…。
「予算はどれくらい必要?いくら借りられるのかな?
金利の事もよくわからない…。
住宅ローンは銀行に聞けばいいのかな?」
「とりあえず展示場に行けばなんでもわかるかな?」
「返済計画?ライフプランを作る?ファイナンシャルプランナーに聞くのかな?」
「土地探しは不動産屋かな?」
プロのアドバイスは欲しいけれど、結局どこが一番良い相談窓口なのかわからない…!
なんて頭を抱えていませんか?
今回はそんなお悩みにお答えすべく、
どんな相談窓口があり、それぞれの窓口にどんなメリットとデメリットがあるのかをご紹介しますね。
代表的な住宅購入相談窓口
今回は 5 つの相談窓口例をご紹介するのですが、一般的によく知られている相談窓口の例がこちらです。
1、住宅会社へ相談に行く
2、住宅展示場へ行く
3、不動産屋さんへ行く
そして最近増えつつある流れがこちら。
4、FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談する
5、住宅購入専門の相談窓口やショップを利用する
どの窓口も素人にはわからない専門的な知識を教えてくれる場所ではあるのですが、どんなものなのかを知らずに相談に行くのは危険です。
あなたのご家庭の状況に合わせてベストな窓口を見つけ、
後悔のない家づくりに繋げていきましょう!
では次に、それぞれの相談窓口について
①選ばれる理由
②メリット
③デメリット
を見ていきましょう。
住宅会社へ相談に行く
①なぜここを選んだ?
・家づくりと言えば住宅会社かな?と思ったから
・住宅会社が開催する相談会や新築見学会・勉強会などに参加してみたら住宅購入の思いに火が付き、その流れで相談に行くことに
・友人や身内がおうちを建てた際のお披露目会で新居に惚れ込み、その住宅会社を紹介してもらった
・自宅付近または通勤途中に住宅会社の店舗があり、相談に寄りやすかった(頻繁に打ち合わせをするのだから近くがいい)
②住宅会社へ相談した場合のメリット
・何から手を付けていいのかわからない方でも、全般的に幅広く対応してくれるため相談しやすい
・間取りや予算に合った設計など、具体的にアドバイスをもらうことができる
・土地を分譲している住宅会社の場合は、土地と建物の両方の話を同時に進めることができるので手間や時間を大幅に省ける
③住宅会社へ相談した場合のデメリット
・土地を扱わない住宅会社の場合は、別途土地探しを自分でしなければならない
・営業マンは企業利益のために、限界ギリギリの金額のものを勧める事もある(ローンのローン返済に苦しむかどうかは気にしてくれない)
・たくさんの住宅会社すべてを訪ねるのは時間と労力がかかる
・どの住宅会社も自社 PR が上手なので、行く先々で「ここが一番いい!」
と思ってしまい決断に至らない(もしくは最初の数社の中のみで決定してしまう)
・親切に相談に乗ってもらうと、その後断りたい場合にとても気まずい
(友人の紹介などの場合はなおさら)
《まとめ》理想の家(希望する住宅会社)がハッキリと明確であればあれば、狙いを定めて住宅会社の窓口を利用するのもありですね。しかし住宅会社は家を売るのが仕事であり、顧客のその後の人生は一切無関係。ローンの返済が苦しくなるかも…などの心配はしてくれません。
お金の相談は出来ないので、別途お金の相談ができる窓口も探す必要があります。
住宅展示場へ行く
①なぜここを選んだ?
・CM などでよく見かけるから
・とりあえず展示場に行けば色んな住宅を見比べて決められそうだから
・カタログや図面ではわかりにくいので本物を体感したいと思ったから
②住宅展示場へ行く場合のメリット
・建物、内装、設備の機能などを体感できる
・床材の色、部屋全体の雰囲気やバランス等、イメージしやすい
・ご夫婦どちらかが家づくりを躊躇されている場合に、モデルハウスを見学することが家づくりに興味を持つキッカケとなることも
・一日の内に展示場内の住宅会社を複数訪ねる事もできる
③住宅展示場へ行く場合のデメリット
・予備知識なしに行ってしまうとプロ営業マンの言葉をすべて鵜呑みにしてしまうため訪ねたすべてのモデルハウスが良く思えてどれにも絞れなくなる
・実物(モデルハウス)と上手な語り手(営業マン)の相乗効果で衝動買いのような状態が起こりかねない
・展示場のモデルハウスは一般的な家よりも広く豪華な設備にしているため、
実は現実的ではない事が多い。実際に自分達の家づくりが進んだ時に初めて理想(モデルハウス)と現実(自分達の予算内の家)の差に気づき、後悔することも
《まとめ》なにもわからない状態で、まず住宅展示場へ行ってみるというのは大変危険です。営業トークに惑わされて住宅購入の思いに火がついてしまうと、冷静にじっくり他を見て回る気持ちが起こりにくくなってしまうのでオススメできません。家づくりについてもう少し勉強をしてから冷静に客観的に見学する、もしくは建てたい住宅会社が決定してから内装の雰囲気確認程度に利用する場所と考えておくと良いでしょう。
不動産屋さんへ行く
①なぜここを選んだ?
・土地を持っていないので土地探しから始めたいと思って
・希望の住宅会社などは特になく、住みたいエリアでの住宅購入を考えているから
②不動産屋さんに行く場合のメリット
・住宅用の土地探しならば、住宅会社よりも不動産屋の方が詳しい
・不動産の専門家なので土地だけではなく、中古住宅や・マンションなど幅広く取り扱っている(エリア重視派であればそれらも視野に入れて良い物件探しをするのも○)
・土地や建物の物件情報だけでなく、売買契約や住宅ローン申し込みなどのサポートをしてくれる不動産屋もある
③不動産屋さんに行く場合のデメリット
・不動産屋はコンビニよりも多いと言われるほど数が多くそれぞれに違う強みを持っているので、その中で住宅購入に強い不動産屋を見極めるのは難しい
・基本的に不動産屋は土地を買ってもらう事がゴールなので、その上にどんな家を建てるのかまでは面倒を見てくれない
・せっかく買った土地でも、形状の問題で希望したハウスメーカーで家が建てられない
ケースも(建てたい家に本当に合う土地かどうかの判断は専門家でなければわからない)
《まとめ》エリア重視派であれば不動産屋を頼るのは有効ですね。しかし、前述の通り不動産屋はとにかく数が多いので、自分にあう不動産屋を見つけ出すのは大変です。そして土地の契約を済ませた後に住宅会社を訪ねても、自分の望み通りの家が建てられない場合があるので、同時進行で住宅会社の窓口やお金の相談もしておいた方が安心です。
FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談する
①なぜここを選んだ?
・住宅ローンの相談をしたかったから
・住宅の購入だけではなく色々なお金の相談もできるから
・住宅購入を意識した途端に、教育費など将来の資金のことが心配になったので、住宅ローンだけではなく家計相談にも乗ってもらいたいと思ったから
※注意※ FP さんは主に企業系 FP と独立系 FP、2 つのタイプがあり、それぞれに特徴が異なります
企業系 FP…金融機関、保険会社、不動産会社に所属するファイナンシャルプランナー
・所属する企業の商品に詳しい
・相談自体は無料の場合が多い
独立系 FP…企業に属していない独立開業ファイナンシャルプランナー
・基本的にはどこの企業にも属していないため中立なアドバイスがもらえる
・企業に属していないため、相談料は有料の場合が多い(収入を得るため)
・独立系 FP であっても完全中立でない場合もある(複数の保険会社、もしくは特定の保険会社のみを取り扱って収入を得ている場合は完全中立とは言えない)
②FPさんに相談するメリット
・住宅ローンや金利の選び方、借入可能額や返済の相談ができる
・ライフプランの作成や保険の見直しなど、お金全般の相談ができる
・家計の中で節約できる点をアドバイスしてもらえる
・企業系 FP であれば相談から住宅の契約まで対応してくれる
・完全中立の立場でアドバイスしてくれる独立系 FP もいる
③FPさんに相談するデメリット
・企業系 FP や一部の独立系 FP は完全中立とは言えず、本当に自分にベストなのかどうか疑問が残る場合も
・企業系 FP の『住宅購入の無料相談会』などは自社商品の契約を促すのが目的なので、勧められる商品をまるごと鵜呑みにせず、しっかり判断しなければ危険
《まとめ》お金の相談の強い味方であるファイナンシャルプランナー。企業系 FP か独立系 FP かを確認し、企業系 FP であればその企業の商品を勧められる前提で構えておきましょう。住宅購入に関するお金の相談はできますが、家づくりについては相談ができないので信頼できる住宅会社を探す必要があります。
住宅購入専門の相談窓口やショップを利用する
①なぜここを選んだ?
・いくつもの住宅会社に足を運ばなくて済むと思ったから
・相談が無料だから
②住宅購入専門の相談窓口やショップを利用するメリット
・経験豊富な家づくりアドバイザーに相談できる(住宅会社選び、予算の相談や住宅ローンの選び方、家の間取りや家づくりのスケジュール調整など細かい内容も全て)
・完全中立の立場でアドバイスしてくれる
・住宅購入の手順を教えてもらえる
・作成したライフプランをもとに、住宅購入以外に備えるべきお金の事も把握できる
・我が家の家計状況を踏まえた上で住宅購入に充てられる予算を提示してもらえる
・住宅会社との間に入ってもらえる(断りの連絡など気まずい事もお願いできる)
③住宅購入専門の相談窓口やショップを利用するデメリット
・本当の事を言われてしまい、ショックを受ける場合もある(どうしても住宅購入をしない方が良い家計状況の場合、ハッキリそう言われてしまう事も)
《まとめ》完全中立のアドバイスをもらえるのはとても良いですね。住宅購入についてだけではなく人生の全体像を見ながらアドバイスをくれるので、マイホームに全てのお金をつぎ込んでしまう失敗も防げます。より高額な家を買ってもらいたい住宅会社とは立場が違うので、『家づくりのために使っていい予算』の範囲内でどんな選択肢があるのかを教えてくれます。住宅会社と客の間に立って打合せなどのサポートもしてくれるので、直接言いにくい事(担当を変えて欲しい等)も伝える事ができて、後の後悔を防ぐことができますね。
あなたはどの窓口を選ぶ?
1住宅会社・2住宅展示場・3 不動産屋・4FP(ファイナンシャルプランナー)・
5住宅購入専門の相談窓口やショップ、よくある相談窓口のメリットとデメリットを見比べてきましたが、あなたにはどの窓口が合っていますか?
住宅についての知識がある方ならば住宅会社と FP さんの二つの窓口を利用する…など、それぞれのご家庭にあった相談の窓口を選ぶと良いですね。
ちなみに、おうちの買い方相談室は 5 の住宅購入専門の相談窓口です。
複数の住宅会社の特徴をしっかり把握してお客様の予算に合った最適なマイホーム購入のアドバイス・ライフプランをもとに資金計画を含めた家計のアドバイス・そしてマイホーム購入後のアドバイスをしています。住宅 FP エキスパートと住宅購入診断士がしっかりサポートしてくれますよ。
1 社だけしか知らずにそのまま決めてしまうのは後悔のもと。
打合せ中のコミュニケーショントラブル、デザイン性に十分満足がいかないまま
建ててしまった、住宅ローンの返済が苦しくて生活の質が落ちてしまった、
などなど後戻りできない後悔を防ぐには、
おうちの買い方相談室のような完全中立な住宅購入専門の窓口が一番安心ですね。
なぜ完全中立を貫けるの?
なぜ無料でそこまでやるの?
実際の詳しい流れは?
実際におうちの買い方相談室に相談して家づくりをした人はどんな感想を持っているの?
気になる点は、ぜひこちらからご確認くださいね。
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おうちの買い方相談室