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【マイホーム購入経験者にアンケート】後悔していること、入居後の不安は?
子どもが、外遊びから帰ってきて「○○ちゃんち、おうち建てるんだって」。
(そうか~、うちもそろそろ中途半端にしていたマイホームのこと…真剣に考えなくちゃ)
と、頭の横に吹き出しマークが……
お子さんも、自分のお部屋にお友達を呼んで一緒に遊ぶことを楽しみにしているでしょう。
勉強も、自分がやりたいときに集中して取り組むことができます。
遊ぶことが大好きな子どもに「近所や下の人に迷惑だから、おうちの中で走らない!」なんて言うこともなくなるでしょう。
リビングや書斎、多目的スペースでの家族団らんのひと時。夏は庭でのプール遊びやバーベキュー、冬は雪だるまを作ったりして……。
別の吹き出しでは
(せっかく家賃を払い続けるなら、+αでマイホームが購入できるかな?……そう言えば、前回もこの辺りでうやむやになったな~)
こうして見てみると、マイホームを購入することのメリットがたくさんありますし、お金には代えられないこともたくさんあります。
しかし、今このページをご覧いただいているということは、きっと住宅購入について不安や分からないことがあるからですよね?
多くの人にとって、住宅購入は最初で最後、人生で一番大きな買い物です。
悩まない人なんてまずいません。
そもそも、何から始めたらいいのかわからないですよね。
実際、おうちの買い方相談室に足を運んでくださるお客様は、「わからないところがわからない」と口をそろえて言われます。
それでイイのです。
多くの方は35年間の住宅ローンを利用……
絶~対に失敗したくない!
まさに、某TV局の「絶対に負けられない戦いがある」の住宅購入編です!
ですが、なぜ「絶対失敗したくない」のに『失敗』してしまうのでしょうか?
そして、取り返しがつく失敗かつかない失敗なのか。
【おうちの買い方相談室 大分本店】を運営するGOEN株式会社では、マイホームについてお考えの方のために、新築住宅購入経験のある20代~60代男女を対象に、「マイホーム購入のあれこれ」に関する調査を実施しました。
そこでは、先輩たちの様々なケース、貴重な体験談を垣間見ることができます。
失敗しないためにも、後悔しないためにも、すでにマイホームを購入した先輩たちの声を聞いて、『絶対に失敗しない』計画を立てていきましょう!!
比較検討した住宅会社は何社ですか?
このグラフを見ると、比較した住宅会社の数はそんなに多くないことがわかります。
1社のみと答えた人と、2~4社と答えた人を合わせると、実に92.8%。ほとんどの先輩たちは、4社以内の住宅会社から選択していますね。
住宅購入は人生で一番大きい買い物であるにもかかわらず、9割以上が4社以内の比較で住宅購入に至っている。
なぜでしょうか。
一度でも住宅展示場などを訪れたことのある方ならおわかりになるかもしれませんが、住宅会社の営業はとにかくみんな必死です。
そして、
「自分たちの会社=○○ホームが一番! だから、○○ホームで契約していただくことがお客様の役に立つこと」
と考えています。
家でも車でも家電製品でも、あらゆる「商品」に関しては、自分たちの会社の商品が一番!と考えない社員はいないでしょうから、当然のことですよね。
そして、これまた当然ですが、契約をいただければ自分の業績評価につながるため、「やってきた獲物は逃さない」と言わんばかりに、問い合わせをしてきた方には何度もアプローチしてくる=「しつこい営業マン」も残念ながら少なからずいらっしゃいます。
これでは、展示場を訪れてみたものの……正直ゲンナリしてしまいますよね。
また、展示場で一社を見学するのに、ざっと1~2時間。一日で3社も見学したら、クタクタです。
○○ホーム、○○ハウス、○○住宅……
どこの展示場で、どの住宅会社の、どの営業マンと何を話したのかごちゃ混ぜになることも。
「自分たちで何社も見学して、営業マンの話を聞いて、顔と名前を覚える」というのは実際にはなかなか難しいものです。
納得いくまで相談できた?
どこの会社と契約を結ぶかを決めるまでに専門家や営業担当者に相談した回数は、2~4回と答えた方が最も多いという結果になりました。
1回しか相談しなかったという方25.9%も合わせますと、63.8%の方が4回までの相談で契約を決めています。
この回数が、多いか少ないかは一概には言えませんが、もう一つの設問「相談して疑問や不安は払拭できましたか?」に対しては、70.8%の方が「ある程度払拭できた」と答えています。
一方で、「全て払拭できて大満足」と答えた方は14.5%にとどまり、何かしら不安が残った方が多いことがうかがえますね。
さて、どうでしょう……これは「絶対に失敗できない戦い」住宅購入編。
全て払拭できて満足:14.5%=失敗しなかった可能性が大です。
ある程度払拭できた:70.8%=何らかの後悔が後を引いているかもしれません。
本当に、これで大丈夫でしょうか。
実際にマイホーム購入をお考えの方が営業マンに相談される際、どこか遠慮している感じが多い印象を受けます。
お客様の側からすれば、
こんなことを質問したら「何も知らない」と思われて、余計にグイグイ来られるかもしれないし、「そんなことも知らずに来たのか」と思われるのも恥ずかしいし……
聞きたいことはあるけれど、きちんと契約を結んで打ち合わせをする際に相談することにしよう、それまでには少なからず知識も身について、営業マンとのコミュニケーションも取れているはず……
なんて思い、言いたいことを飲み込んでしまう方も少なくないのかもしれませんね。
マイホームの専門家に相談した?
ここまでを振り返ると、マイホームは「人生最大の買い物」であるにも関わらず、相談回数を含めて専門的な相談をされた先輩たちが少ないことがわかります。
この5項目を客観的にみて「絶対に失敗出来ない家作り」が成功する様に見えますか???
- 何から相談していいのかが分からない=多くの方が口をそろえて
- 検討した住宅会社=4社以内…92.8%
- 不安が全て払拭できて大満足=14.5%
- マイホームの専門家に相談しなかった=79.4%
- そもそも、マイホームの専門家の存在を知らなかった=34.4%
理由は様々でしょうが、
- 休日を利用しても見学できるのは1日で2~3社
- ハウスメーカーや工務店の担当者や工法を覚えられないなかで、打ち合わせが進行していく
- ハウスメーカーが「お客様のことを」と想い作った70坪を超える豪華なモデルハウスに圧倒され、異空間の中でどうしても「決断=契約」を迫られそうな気がして、とても気軽に相談できない。
ざっと、この様な感じでしょうか。
今はインターネットである程度下調べすることはできますが、調べれば調べるほど、どの情報が自分たちに合っているのかわからずに悩んでしまうこともあると思います。
木造住宅には木造の良さが、鉄骨住宅には鉄骨の良さが、ハウスメーカーには……工務店には……
まさに、それぞれの良さがあるのです。
「絶対に失敗出来ない戦い」住宅購入編。
本当はとことん納得がいくまで調べて購入したいですよね。
そんな時には「マイホーム相談の専門家」=住宅購入診断士にお任せください。
住宅購入診断士は、一般社団法人 住宅購入診断士協会の認定資格です。
お客様の「絶対に失敗できない戦い」住宅購入編のために、各住宅購入診断士が、年間数十~百件以上のお客様のお悩みを伺い、「絶対に失敗できない戦い」住宅購入編を成功に導いています!
マイホーム相談の専門家=「住宅購入診断士」の存在を知るか知らないか、相談するかしないか、では住宅購入の満足度が大きく変わってきます!
実は、このマイホームの専門家が全国的に増加傾向です。
なぜでしょう? やっと「気軽に相談できる専門家」に巡り合えた! と住宅購入を考えられている皆さんに徐々に浸透し始まったのです。
「保険の来店型ショップ」が全国的に急拡大し、保険加入のスタンダードになりつつあるのと同じく、「住宅購入の新しい形」として認知され始まったのです。
専門家に相談しておけばよかったことは?
では、実際に住宅を購入した先輩方が、今思えば購入時にマイホームの専門家に相談しておけばよかったと思うことは、どういったものが挙げられるのでしょうか。
- 「建て方 (間取り・建材・工法など) 」:40.7%
- 「予算算定」:22.7%
- 「住宅ローンの組み方」:21.8%
と2位、3位にお金に関する項目が並びました。
「間取りとお金」。
将来のこともきちんと見据えて計画を立てたつもりでも、10年後・20年後・35年後……そんな未来のことなんて、想像できるわけない! これが、皆さんの率直な意見でしょう。
住宅を購入する時の年齢が35歳だとしたら、70歳80歳の自分や家族の姿は、想像しようとしてもできないですよね。
しかしながら、「間取り」と「お金」共に、想像できないことを想像しながら進めなくてはならないのが家作りです。
お子様の成長とともに、子ども部屋はいつから使わせるか、教育費はどれくらい準備しておこうか、65歳以降のセカンドライフ資金は……子どもが独り立ちしたあとの子ども部屋の使い方は……
専門家の意見を聞いて、もっとよく打ち合わせを重ねてから住宅購入をすれば良かった! と感じている先輩たちがたくさんいましたね。不安が全て払拭できて大満足=14.5%
現在不安に思っていることは?
引っ越しが終わり、夢のマイホームでの新生活が始まりますと、何事にも代えがたい充実感に満たされた日々が訪れます。
その一方で、住宅購入前には気づかなかった不安な点が入居後に見えてきたという方がいらっしゃるのも事実です。
「マイホーム購入後の現在不安に思っていることを教えてください」という問いには
- 「修繕やリフォームなどの維持費」:38.2%
- 「住宅ローンの返済」:22.4%
- 「ライフスタイルの変化による居住性」:11.3%
- 「子どもの教育費や老後の資金繰り」:6.0%
住宅本体と金融機関・将来への貯蓄と、お金に関する回答が目立つ結果となりました。
マイホームを購入する多くの方が35年間の住宅ローンを利用します。
遅滞のない月々の返済は当然ですが、屋根や外壁の定期的な修繕、水回りの修繕費も準備しておかなければなりません。
3年~5年後のことはある程度予測できたとしても、10年後20年後と長期にわたった維持費を考え、準備するのは容易ではありません。
「住宅を手放す可能性」と答えた方が5.7%いらっしゃるのも気になります。
せっかく手に入れたマイホームを手放すことは考えたくもありませんし、
修繕はもとより、突発的なトラブル時にも慌てることなく返済していける「返済可能額」の範囲で住宅ローンを組みむこと、
そして住宅購入直後の気持ちで、いつまでも楽しく暮らすことが、多くの人の願いなのではないでしょうか。
しかし、残念ながら毎年3,000世帯前後が住宅を手放し、自己破産していることも事実です。
先輩からのアドバイス
マイホームを購入するということは、嬉しいことばかりというわけではなく、住宅ローンや修繕費、リフォームなどの不安も出てくるということが分かりました。
マイホーム購入をお考えの方に向けて、すでにマイホームを手に入れている先輩方からアドバイスを頂いたので参考にしてみてくださいね。
・住宅は購入するときだけじゃなく、住んでから先の費用や家族プランなどもよく考えた上で購入して欲しいです(30代/女性/奈良県)
・優先事項を考え、しっかり吟味して購入してください(40代/男性/富山県)
・後で必ず不満な点は出てくるので、それを少なくする為に、専門家や経験者の意見を聞いた方が良いと思う(50代/男性/岩手県)
・若いうちに購入すべし(50代/男性/千葉県)
・家をたくさん取り扱ってきたプロの的確なアドバイスと便利なアイテムなどの提案が必要(60代/女性/鹿児島県)
まとめ
改めてですが、
- 「マイホームの相談=購入と思われたらどうしよう」となかなか積極的に相談できない
- 展示場の豪華さに圧倒されてしまい「場違いか」とシュンとしてしまう
- 熱意では補えない「しつこさ」にゲンナリしてしまう。
などなど……
理由は様々ですが、マイホーム購入経験者も住宅購入前にしっかりと納得いくまで相談ができたという方は意外と少ないことがわかりました。
何度も言います。
不安が全て払拭できて大満足=14.5% 少なすぎる!!
ここでぜひ覚えておいていただきたいのは、相談相手は住宅会社だけではないということです。
私たちの活動や業界全体での告知も少なかったことで、私たちの存在を知らなかった方がたくさんいることもわかりました。
このコラムをご覧いただいた皆さん、是非とも全国の【おうちの買い方相談室】に訪れてみてください。
住宅購入の専門家=『住宅購入診断士』が不安を払拭し、住宅購入の満足度を引き上げてみせます。
GOEN株式会社が運営する【おうちの買い方相談室】では、「住宅 FP エキスパート資格保持者(=住宅に関するお金の専門家)」と「住宅購入診断士(マイホーム購入に関する専門家)」が無料でご相談を伺います。
ですから、「わからないところがわからない」という方も、ご安心ください。
全国の【おうちの買い方相談室】では、相談者様の不安が払拭されるまで何回でも打ち合わせを重ね、有資格者の膨大な経験値から、相談者様に最適な住宅会社をご紹介し、時には住宅会社や展示場にも同行します。
契約に至らなかった住宅会社へのお断り連絡や営業をやめてほしいなど言いづらい連絡は、すべて【おうちの買い方相談室】が代行します。
また、おうちの買い方相談室では、住宅営業マンと相談者様の間に立ち「良いことは良い、ダメなことはダメ」と、時には相談者様をたしなめることもあります。
電話や対面での相談が苦手という方もいらっしゃると思いますが、LINEなども活用し、気軽にご相談いただける仕組みを作っていますので、まずは店舗一覧から【おうちの買い方相談室】にお問い合わせください。
人生で一番大きな買い物といえる住宅購入=「絶対に失敗出来ない戦い」住宅購入編。
だからこそ、購入前から購入後もずっと安心して暮らせるように、経験豊富な住宅購入診断士や住宅FPエキスパートに相談ください。
私たち【おうちの買い方相談室】を頼ってください。
全国の【おうちの買い方相談室】では、相談者様の住宅購入に関する疑問やお悩みを一緒に解決し、理想の住宅を購入された後もずっと安心して幸せに暮らすことができるよう全力でサポートいたします。
調査概要:「マイホーム購入のあれこれ」に関する調査
【調査日】2020年5月1日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,160人
【調査対象】新築住宅購入経験のある20代~60代男女
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
監修者情報
【名前】杉山将樹
【所属】GOEN株式会社
【保有資格】マイホームFP、住宅購入診断士、二級建築士、ex住宅営業マン
【プロフィール】建築設計、住宅営業を経て、外資系生保会社へ。全国展開の保険ショップ「ほけんの110番」代表取締役、オリックス宮内財団PC取締役を経て現職。