column
家族 4 人暮らし、賃貸の間取りはもう限界…! 我が家にピッタリの後悔しない注文住宅のつくり方
おうちづくり失敗経験なら豊富!6 児ママライター明日香です。
住まいの形は人それぞれ。一人暮らしの時は1K、夫婦二人暮らしなら 2LDK、こどもが生 まれたら…と、ライフイベントに応じて間取りを選べる賃貸はとても便利ですよね。
しかし、家族が増えて 4 人暮らしとなると…そろそろ限界!
2LDK では手狭、けれど 3LDK・4LDK の間取りの賃貸住宅は数も少なく家賃も高くなって しまう!それならば、と住宅購入を検討されるご家庭も多いのです。
せっかく建てるなら理想のおうちにしたいですよね。
今回は過去の失敗実例にならって、後悔しない注文住宅のつくり方をご紹介しますね。
家づくりの迷走
「よし!おうちを建てるぞ!」
と張り切ったはいいものの、まず何をすればいいと思いますか?金利やローンについて調 べる?おうち建築ブログを読みあさる?とにかく情報収集?
この答えは『3.』でお答えしますが、ここではよくある迷走事例をご紹介しますね。
×とりあえず住宅展示場に行ってみる
→とりあえず住宅展示場に行ってハウスメーカーの営業担当の方からお話を聞くと、「なんて素晴らしい家だ!もうこのハウスメーカーしかあり得ない!」と思ってしまうんですよね。
訪ねたハウスメーカーのすべてで「ここしかあり得ない!」と 思ってしまうくらい、どこの営業担当さんも話しが上手なので、まったく的が定まらなくなってしまいます(笑)
×会社の同僚・ママ友・両親からオススメのハウスメーカーを紹介してもらう
→ その方々が気に入って選んだメーカーなのでそれぞれにとっては最高のはず。
しかし、だからと言ってあなたにも適しているとは限りませんよね。各家庭で経済事情はまったく異 なります。
自分と同じような暮らしぶりのママ友の勧めで一流ハウスメーカーに決めて高いおうちを建てた A さん、「〇〇さんもローン返せているし、我が家も大丈夫だろう♪」と安易に考えていましたが毎月のローン返済の負担が重すぎる…!後に、ママ友はご両親からの贈与があってローン金額は我が家より安いという事実を知り大ショック!
×いくらまで住宅ローンが組めるのか金融機関に相談
→ 金融機関に相談すれば、『借入可能額』を教えてくれます。しかしそれは年収の何倍とい う形で算出される金額。
『返済可能額』ではありません。同じ年収の二人がいたとして、A さ んは夫婦+子 1 人の 3 人家族・B さんは夫婦+子 4 人の 6 人家族だった場合…。
二人共借入 可能額が 3000 万円だとしても B さんの方が生活費や教育費がかさむため、住宅ローンに充 てる金額は少なくしておかないと生活が苦しくなってしまう恐れもあります。
限界ギリギリいっぱいの融資金額である『借入可能額』 その他すべての支払いや余暇などに充てる金額をしっかり差し引いた上での余裕を持って 支払いができる金額『返済可能額』 の違いをきちんと理解しておきましょう。
×土地?建物?間違った進め方
→まずは土地押さえておこう!と不動産屋に通い、良い土地は買えたものの総予算までは 考えておらず建物の予算が下がってしまい、建物のグレードを落とさざるを得なくなって しまった。逆に建物から進めた結果、いいプランはできたものの希望通りの予算での土地が 見つからず土地難民になってしまった。
元々土地は持っている、など家庭によって家づくりの進め方は違ってきますが、どこから進 めれば良いのかという判断はとても難しいんですよね。
×間取り問題は詳しくないからメーカー任せ
→間取り問題は家づくり中盤になってからですが、これは皆さん悩むところです。一般的な 4 人家族 4LDKの場合、4 人暮らしの期間を重視するか・老後夫婦 2 人暮らしの期間を重 視するかによって間取りは変わってきます。
4 人暮らし期間を重視して 2 階にこども部屋 2 つ・寝室 1 つ、1 階に LDK と和室、という 一般的な間取り例がありますが…老後は足腰が弱って 2 階への往来が出来ず 1 階のみで生 活しているというケースはよく耳にします。
老後 2 人暮らし期間を重視するならば平屋建てにしておくという選択肢もありますよね。 併せて収納問題(部屋の広さ重視か収納の広さ重視か)やどこまでオーダーするのか(注文住 宅?半注文住宅?規格住宅?)などなど、間取り問題はハウスメーカーに丸投げしてしまっ ては後悔します!あなたと家族の未来の暮らし方は夫婦や家族でしっかり話し合いましょう。他人にはわかり得ない部分ですもんね。
迷走する理由は〇〇がないから
何をすれば良いのかわからないから、とりあえず思いついたことをやって迷走…。 実はこのごちゃごちゃした迷走事例にはある共通点(理由)があります。
それは 『基準』がないから。
×とりあえず住宅展示場に行ってみる
×会社の同僚・ママ友・両親からオススメのハウスメーカーを紹介してもらう
×いくらまで住宅ローンが組めるのか金融機関に相談
×土地から?建物から?間違った進め方
×間取り問題は詳しくないからメーカー任せ
どの事例においても自分達の基準がないため、言われるがままに流されて迷走してしまう のです。
我が家にピッタリの注文住宅をつくるには?
それは『自分達の基準をしっかり持つ』ことが重要です。それぞれの家庭で重要視すること・ 大事に思うものは異なります。よその家庭を真似するのではなく、自分達に合った判断基準 を持ちましょう。
■我が家が家づくりにかけられる予算はいくらなのか
■我が家は家づくりのどこにお金をかけたいのか
■我が家は何を重要視しているのか
■我が家の家族の性格にあった収納・間取り
■家族の通勤通学通院状況の把握
■長期目線での家族の人生設計
■注文住宅・半注文住宅?規格住宅?どこまでやるのか
※自分たちで考えた間取りを実現したい場合は注文住宅。一部だけカスタマイズしたい場 合は半注文住宅。
間取りは建築する会社にお任せの場合は規格住宅という選択肢がありま すが、住宅会社によって、得意不得意がありますので、建てたい会社は何が得意なのかはチ ェックする必要があります。
このようなことを踏まえて、我が家にとっての最善とは何なのかをご夫婦で話しあっておくと迷走はなくなりますよ。
とは言えこんなに色々考えるなんて正直無理…と思いませんか?そんな時に頼りになるの が、おうちの買い方相談室の『住宅購入診断士』なんです。
家づくりには『正しい判断基準』が必要です。そして失敗や後悔をしにくい進め方があります。
我が家は何を重要視しながら家づくりを進めたらいいのか、中立な第三者である『住宅 購入診断士』に相談するのが近道ですよ。
我が家オリジナルの『正しい判断基準』を一緒に作ってくれるパートナー・住宅購入診断士。 ぜひお近くの『おうちの買い方相談室』にご相談くださいね。