【後悔しない】住宅購入をするときの注意点やポイントを解説!

【後悔しない】住宅購入をするときの注意点やポイントを解説!

一生で最も高い買い物といえば、住宅です。大きなお金が一気に動くので、住宅購入の際には慎重になる人も多いでしょう。自分たちが納得のいく家づくりをしたいと思いますよね。

そこで、本記事では、住宅購入をするときの注意点を解説しています。住宅を購入する際、会社選びやお金のこと、住宅ローンのことなど様々なことを考えなければなりません。それぞれの分野での気をつけるべき点をまとめていますので、どうぞご覧ください。

住宅購入をする前に確認しておくこと

まずは住宅を購入する前に確認しておくことを見ていきましょう。一つ一つの決断が自分の人生を左右します。購入前にしっかりと考えておくようにしてください。

 

  • 賃貸と住宅購入のどちらの方がメリットがあるのか
  • 住宅購入のタイミングは今で良いのか
  • 新築と中古のどちらを購入するのか

 

それぞれの確認事項について解説していきます。

賃貸と住宅購入のどちらの方がメリットがあるのか

まずは今の自分たちにとって、賃貸と住宅購入のどちらの方がメリットがあるのかを考えてみてください。一戸建てやマンションなどを購入することで、自分の理想の生活ができる可能性が高くなります。しかし、住宅は一度購入するとそう簡単には手放せません。

 

住宅購入は、持ち家が資産となることやローン完済というゴールがあるなどメリットがありますが、気軽に引越しできないことや購入や維持費がかかるなどのデメリットもあります。賃貸は、気軽に引っ越せて税金の支払いが必要ないというメリットがある反面、資産として残せない、家賃を支払い続けなければならない点がデメリットです。

 

このようにそれぞれにメリット・デメリットがあります。どちらの住まいが自分たちの生活に合っているのか、しっかりと考えた上で住宅購入の選択肢を持つようにしましょう。

住宅購入のタイミングは今で良いのか

住宅購入する年齢層は30代の方がメインで多いです。しかし、人によって住宅購入のタイミングは異なってきます。結婚や出産、子供の独立などライフイベントを基準に考えた上で「今」が本当に住宅購入のタイミングなのかを考えてみましょう。

新築と中古のどちらを購入するのか

新築で建売住宅や注文住宅を購入するのか、中古住宅を購入するのかもしっかりと検討しましょう。最近では、中古住宅をリノベーションして住む人もいます。これは、新築を購入するよりも割安であること、現物を見て購入できるというメリットがあるからです。

 

新築の場合、中古住宅よりも割高になりやすいですが、税金の優遇があったり新品の設備を入れられるというメリットがあります。それぞれのメリットを考えた上で、新築と中古のどちらで購入するのが良いのかを考えてみましょう。

家を買う時の注意点

続いて、家を買うときの注意点について解説していきます。

 

  • 家族との話し合いは済んでいるか
  • 資産計画をしたか
  • 土地から探すのか建売や中古住宅を探すのか

 

3つの内容について見ていきましょう。

家族との話し合いは済んでいるか

家族と住宅購入について話し合い、方向性を決めることは大切です。

自分一人だけ、住宅購入に前向きでも、他の家族はひょっとしたら住宅購入にあまり積極的でない可能性もあります。その場合は、なぜ自分が住宅を購入したいのかを話し、家族の意見も参考にしてから住宅購入を決めた方が良いでしょう。

 

また、家を買うと決めたら、家族が新しい家にどのようなことを求めているのかも聞いてみましょう。家族の要望をしっかりとまとめた上で住宅購入の話を進めていってください。

資金計画をしたか

住宅購入を決めたら、資金計画を行いましょう。住宅を購入する場合、いくらくらいの予算をかけられるのか、頭金はどのくらい出せるのか、親からの援助はあるのかなどを考えていきます。資金計画を立てるのが難しければ、ファイナンシャルプランナーに相談してみると良いでしょう。

住宅購入にかかる費用の内訳を理解したか

住宅購入には、建物の購入費だけでなく登記費用などの諸費用もかかってきます。土地探しから行うのであれば、土地の購入費用も必要です。住宅購入にどのような費用がかかってくるのかを理解し、その上での予算配分を考えるようにしましょう。

会社選びの注意点

続いて住宅会社を選ぶ際の注意点については以下のようなものがあります。

 

  • デザインは自分たちの希望にあっているか
  • 住宅性能に問題はないか
  • 予算内で家を建てられるか
  • 担当者との相性は良いか
  • アフターサービスや保証は充実しているか
  • 大工さんや施工会社の質は高いか

 

それぞれの注意点をみていきましょう。

デザインは自分たちの希望に合っているか

住宅会社によって得意なデザインが異なります。候補の住宅会社が得意なデザインが、自分たちの好みのデザインなのかどうかを確認しましょう。住宅会社の得意なデザインの傾向は、ホームページの施工事例や住宅展示場を見学することで確認ができます。

 

自分たちの好みのデザインが得意な住宅会社なら、自分たちの理想により近い家づくりが可能です。

住宅性能に問題はないか

住宅性能も住宅会社選びには重要です。多くの地震を経験してきた日本では、どの住宅会社も高い耐震性を重視した家づくりを行っています。また、住みやすさに直結する断熱性や気密性を重視する会社も増えているところです。

 

断熱性・気密性の高い家は、「夏涼しく、冬暖かい家」を実現できるだけでなく、冷暖房効率も高められるので光熱費の節約にも繋がります。ランニングコストを抑えながら快適に過ごすためにも、住宅性能を重視した会社を選ぶことがおすすめです。

予算内で家を建てられるか

予算内で家を建てられる住宅会社であるかどうかも重要です。大手ハウスメーカーの場合、坪単価が70〜80万円以上するところも多く、それでは予算オーバーしてしまう人もいるでしょう。たとえ支払えたとしても月々のローン返済が大変になる可能性もあります。

 

月々の支払いがどのくらいであれば大きな負担にならないのかを考えた上で、その予算に見合った住宅会社を決めるのも良いでしょう。

担当者との相性は良いか

住宅を購入する場合、担当者との相性も非常に重要になってきます。担当者と相性が合わない、不信感がある場合は住宅会社を変えるか担当者を変えてもらう必要があります。信頼関係がうまく出来上がっていないまま家づくりの打ち合わせを進めると、後々トラブルに繋がる可能性があるからです。

 

良い担当者であるかどうかは、提案力や対応力に優れているのかヒアリング能力が高く、自分たちの希望をしっかり汲み取ってくれるかどうかが重要になってきます。しっかりと担当者を観察して良い担当者なのかを見極めましょう。

アフターサービスや保証は充実しているか

家は購入して終わりではありません。住み始めてからもトラブルや困ったことが起きる可能性があります。候補の住宅会社がどのくらいアフターサービスや保証が充実しているかも確認しましょう。どこまで無料でアフターフォローしてくれるのかも確かめておくと安心です。

 

アフターサービスや保証が充実していれば、住み始めてからも安心して暮らせます。迅速に丁寧な対応をしてくれるかどうか気になる場合は、実際に家を建てた人の口コミをみるのも良いでしょう。

大工さんや施工会社の質は高いか

実際に現場で家を建てるのは大工さんや施工会社です。安心して住める質の高い家は、大工さんや施工会社の技術によります。実際に建築現場を見学させてもらって品質を自分の目で確かめてみると良いでしょう。

 

現場を見学する際には、整理整頓がされているかや安全対策は万全なのかを確かめてみましょう。現場見学などを渋る場合、現場に自信がないか大工さんの腕に懸念がある場合があります。そのような住宅会社との契約はおすすめしません。

お金の注意点

住宅購入では、お金に関する注意点もあります。

 

  • 適切な予算設定になっているのか
  • 購入後の税金・修繕費の支払いは問題ないか
  • 頭金や諸費用でどのくらい支払うか

 

それぞれの注意点について解説していきます。

適切な予算設定になっているのか

予算を決める目安は、年収の3〜5倍が無理のない返済がしやすい価格帯です。もう少し予算を上げるにしても年収の5〜7倍程度に収めましょう。これ以上予算を増やすと、想定外の出費の際に返済が難しくなる可能性があるので注意してください。

購入後の税金・修繕費の支払いは問題ないか

住宅購入後には、住宅ローン以外の支払いも発生します。毎年の固定資産税や都市計画税、建物や設備が劣化した時の修繕費などの負担が増えます。住宅ローンだけで精一杯の返済プランを立てると、税金や修繕費が支払えなくなる可能性もあります。

住宅購入時は、住み始めた後の負担も考えなければなりません。

頭金や諸費用でどのくらい支払うか

頭金を支払えば支払うほど、住宅ローンの負担を減らすことができます。頭金なしでも住宅ローンの借り入れができるプランもありますが、返済額の負担が増えるので注意しなければなりません。

 

諸費用とは、借入時に必要な融資手数料や保険料などの住宅ローンにかかる初期費用や、登記申請費用、購入の意思を示すための「申込証拠金」などがあります。そのほかにも、不動産の取得にかかる税金や水道・ガスを引くための「工事費用」などもかかってくるため、住宅ローンを融資してもらうだけでは家の購入はできません。諸費用にどのくらいの費用がかかるのかは住宅会社やファイナンシャルプランナーに相談しながら確認しましょう。

住宅ローンを組むときの注意点

住宅購入の際、ほとんどの方は住宅ローンを組んで購入します。

住宅ローンを組む時にもいくつか注意点があります。

 

  • 金利の種類は将来を見越した選択になっているか
  • 自分で判断して住宅ローンを決めたか
  • 団体信用生命保険の保障内容を確認しているか
  • 本審査で落ちた場合ののことを考えているか

 

注意点について簡単に説明していきます。

金利の種類は将来を見越した選択になっているか

金利には、固定金利と変動金利があります。

現在は、日銀の政策によって低金利が続いているため「固定金利」を選ぶのが良いとされています。借りる期間が短い、借りる金額が多くないということであれば、利率が低い変動金利を選ぶのも良いでしょう。

 

ただ、将来どうなるかは誰も予測ができないため、それで完全に安心できるというわけではありません。どちらの金利を決めるかは、自分たちで判断し自己責任となるため、それぞれの金利の特徴を理解した上で決定しましょう。

自分で判断して住宅ローンを決めたか

住宅ローンに関して、専門家は相談に乗ってくれますが専門家に言われるがままローンを組むのではなく、必ず自分で判断して住宅ローンを組むことをおすすめします。

自分でも住宅ローンの知識をある程度身につけて、本当にその住宅ローンで良いのかを自分自身で判断できるようにしましょう。

団体信用生命保険の保障内容を確認しているか

団体信用生命保険は、金融機関ごとに保障内容が異なります。それぞれの内容をチェックし、自分たちに合った団体信用生命保険を提供している金融機関を見つけるようにしましょう。

本審査で落ちる場合もあることを理解しているか

住宅ローンを利用する場合、事前審査と本審査の2種類の審査を通過しなければなりません。たとえ事前審査が通っても、本審査で落ちる場合があります。

 

事前審査では、住宅ローンを借りる基準を満たしているかどうかをチェックしますが、本審査になると提出資料も多くなり、さらに細かく調べられます。

その時に、クレジットカードの返済で滞ったことがあったり、提出した書類に不備があると本審査に落とされてしまう可能性もあります。

 

落とされないように、審査に不利になる内容を専門家から聞き、返済できるものは返済しておくなど個人信用情報に悪影響となる記録は残さないようにしましょう。

土地選びの注意点

土地から家づくりを始める方は、土地選びに関する注意点もしっかりと確認しておきましょう。

 

  • 周辺環境は問題ないか
  • 災害時のリスクについて把握しているか
  • 治安は問題ないか
  • 希望の家が建てられる土地なのか
  • インフラ整備された土地なのか
  • 土地代は予算に見合っているか

 

土地を決めるとその場所で生活していくことになります。土地についても慎重に考えていきましょう。

周辺環境は問題ないか

周辺の環境が不便だと生活しづらくなる可能性があります。スーパーやドラッグストアが近いのか、体調が悪い時に見てもらえる病院が近くにあるかなどは生活する上で重要なポイントとなってきます。立地が悪いと暮らしにくく、居心地も悪くなってくるので、要注意です。

また、子どもが通いやすい学校があるかのリサーチも大切です。

災害時のリスクについて把握しているか

同じ地域に長年住み続けていると、地震や台風など様々な災害に遭う可能性があります。その地域にどのような災害リスクがあるかを把握しておきましょう。

 

たとえば、海に近いと津波の心配があり、山の近くだと台風や降雪による土砂崩れや雪崩のリスクもあります。いざという時に慌てないためにも、ハザードマップで確認して災害にあった時のことも話し合っておきましょう。

治安は問題ないか

治安の良い地域でなければ、安心して暮らせませんよね。その地域が治安が良いのかも確認しておきましょう。

 

周辺に店が多いと便利ですがその反面、多くの人が出入りするため、治安が気になる可能性もあります。特に子どもがいるご家庭だと、子どもが部活や塾で夜まで外出する機会が増えるでしょう。子どもも安心して暮らせる地域であるかどうかも重要です。

希望の家が建てられる土地なのか

理想の土地を見つけたとしても、希望の家を建てられるとは限りません。

たとえば、希望の土地を見つけたものの、建物の高さに制限があって希望する形状の家にできない可能性があります。また、建ぺい率や容積率の制限により、希望よりも小さな家しか建てられないという可能性もあるのです。

 

購入を検討している土地の物件情報を確認し、どのような法規制があるのかを確かめておくようにしましょう。購入前に住宅会社の担当者に土地についての意見をもらうのも1つの方法です。

インフラ整備された土地なのか

土地によっては、上下水道や電気、ガス、通信などの設備が整備されていない土地もあります。そのため、新たに設備を引いてこなければならないケースもあるのです。

 

その土地のインフラが整備されているのかどうかなどの土地の状態は、土地資料を確認することで判断できます。インフラ整備を新たにしなければならない場合、費用を負担しなければならないので注意しましょう。

土地代は予算に見合っているか

土地を購入する際、土地代だけでなく地盤調査や改良工事、インフラ工事など土地代以外の費用がかかる場合もあります。その費用も踏まえた上で、土地購入にかかるお金が予算に見合っているかどうかを見極めなければなりません。

 

土地の相場はおよそ安い土地は何か問題があることが多く、高い土地は人気のある土地になることが多いです。安いからと言って、そこに決めるのは少し注意が必要です。

 

土地の購入に大幅に費用がかかると、当然ですが家に掛けられる予算が少なくなります。家にどのくらい予算をかけたいかによって、土地にかけられるお金も変わってきます。常に予算は頭に入れておくようにしましょう。

間取りの注意点

間取りに関する注意点も見ていきましょう。

 

  • 間取りに過不足はないか
  • 周辺環境を考慮した上での間取りになっているか
  • 家族の生活動線に合った間取りになっているか
  • ライフステージの変化に対応できる間取りになっているか

 

4つの注意点を解説していきます。

 

間取りに過不足はないか

間取りを決める際に過不足はないかを確認しましょう。

たとえば、収納量を多くしたいからと、クローゼットを大きくしすぎていませんか。収納部分が大きいとその分部屋の面積が狭くなってしまいます。快適な生活を送る上で収納量の確保は重要ですが、本当に自分に必要なのかどうかを検討しなければなりません。

 

またリビングを広く取りすぎると、空調が効きづらくなるというデメリットがあります。電気代もかさんでしまい、掃除の手間や時間もかかります。

リビングは広ければ良いというわけではありません。自分たちにとって本当にその広さが必要なのかどうかを判断するようにしましょう。

周辺環境を考慮した上での間取りになっているか

間取りを考える際、周辺環境も考慮する必要があります。

 

たとえば、せっかくリビングに大きな窓を配置したものの、隣家や通行人から丸見えになってしまう位置にあるとプライバシーを心配してカーテンを締め切ったまま生活する羽目になる可能性もあるでしょう。

 

隣家や道路との関係性を考えた上で、のびのびと暮らせる間取りになっているか現地を確認しながら間取りを考えていきましょう。

図面や現場を見るだけではイメージが湧かない方は、住宅会社の担当者に相談して3Dパースを作成してもらったり、模型を作ってもらったりするのもおすすめです。

家族の生活動線に合った間取りになっているか

快適な生活を送るためにも、家族の生活動線に合った間取りにすることが重要です。

 

洗面所やトイレ、浴室にいく時の衛生動線が、使いやすさやプライバシーに配慮されているのか、家事をする際にスムーズな回遊動線を採用しているかなどをチェックします。

間取りを見ながら、自分たちがどのように行動するとスムーズに生活できるのかをシミュレーションしてみましょう。

 

たとえば、ランドリールーム、ファミリークローゼットを集約させれば、ランドリールームで洗濯物を干したり畳んだりし、ファミリークローゼットに収納すれば洗濯で必要な工程を完結できます。玄関からパントリー・キッチンへ繋がる間取りがあれば、重い荷物もすぐにしまえて楽です。玄関から洗面所を直結させれば、子どもが部活帰りで汚れた衣類などをリビングに持ち込まずに、洗濯機に入れることもできます。

 

このように、自分たちの生活スタイルを考えてどのような間取りが最適かを考えてみると良いでしょう。

ライフステージの変化に対応できる間取りになっているか

子どもの成長や独立、高齢など、人生ではライフステージの変化がいくつもあります。その時に家をライフステージの変化に対応できる間取りになっていると、柔軟な生活が可能です。

 

たとえば、新築時には1つの広い部屋にして、子どもが成長したら間仕切り壁や本棚を使って部屋を2つに分割して使えるようにすると便利です。子どもが巣立ったら1部屋に戻して、趣味部屋や書斎スペースにするのも良いでしょう。

 

また、手すりをつけたり廊下の幅を広げたりしておくと、将来高齢になった時や万が一車椅子生活をしなければならない場合にリフォームの必要がありません。

老後に備えて、1階に寝室を作って近くにトイレを設置しておくのもおすすめです。

住宅購入で後悔しないためのポイント

最後に、住宅購入で後悔しないためのポイントを解説していきます。

 

  • 優先順位と妥協点を整理する
  • 住宅購入後の生活をイメージする
  • 焦って購入しない
  • 比較と検討をしっかり行う

 

人生でも高い買い物になる住宅で、「こうすればよかった」と失敗し、がっかりしないためにも、事前にしっかりとポイントを押さえておきましょう。

優先順位と妥協点を整理する

住宅購入の際には、優先順位と妥協点を整理しておくことが大切です。

全てのこだわりを詰め込めれば理想的な家が建てられます。しかし、予算の上限もあるため、全てを叶えることが難しい場合が多いです。

 

「ここだけは譲れない」という優先順位と妥協できるポイントを決めておくと、予算オーバーした時にどこを節約すれば良いかの判断がしやすくなります。家族で妥協点や優先順位もしっかりと話し合っておくことも重要です。

 

ただし、建物の構造や断熱材など、建ててから変更するのが難しい場所は予算をケチらずにしっかりとお金をかけることをおすすめします。建ててから「やっぱり断熱性を高めたい」と思っても、大掛かりな工事になって余計にお金がかかってしまいます。

 

妥協するポイントは、壁紙や設備など住み始めてからでも変更できる場所が良いでしょう。

住宅購入後の生活をイメージする

図面や地図だけで決めずに、実際に生活した時をイメージして決めることも大切です。その土地からスーパー、保育園、駅までどのくらい距離があるのかを実際に歩いてみたり、周辺地域を探索してみましょう。

また、ローン返済に関しても、月々の収支に落とし込んで考えて、無理のない範囲で返済できるかもイメージしてみるのもおすすめします。

 

住み始めてから不便だった、返済が大変で毎月苦労している、とならないように前もってシミュレーションすることは重要です。

焦って購入しない

営業トークに乗せられて焦って契約をしないようにしましょう。住宅購入の理想的なタイミングは、自分にとって無理のない返済プランが立てられた時や、納得できる土地や住宅会社を見つけられた時です。

 

周りの人に言われたから、紹介されたからと焦って決めると、後悔につながる可能性があります。冷静に判断しましょう。

比較と検討をしっかり行う

住宅会社を選ぶ際、最初から1社に絞らずに2〜3社ほど候補を決めて比較・検討をしっかりと行いましょう。複数の住宅会社の営業担当の話を聞き、自分たちに合う会社を見極めることが重要です。

 

また、住宅ローンを決める際にも比較・検討が必須です。住宅ローンは金融機関ごとに様々な金融タイプや返済プランがあるので、しっかりと比較して自分に合ったプランを洗濯しましょう。

まとめ

住宅購入に関する注意点をまとめて解説しました。

住宅購入は、大きな買い物になるため、注意しなければならないポイントがたくさんあります。

 

住宅ローンのことや土地のことなど、1度決めてしまうと変更が難しい場合もあります。また、営業担当者や専門家に任せきりにせず、自分で勉強して学んでいくのも大切です。

 

これまで解説したことをマイホーム購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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